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『第9回未来のお医者さん・看護師さん作文コンクール』
入賞作品一覧

最優秀賞
小林 岳様(東京都 小学校6年)
「無題」
小林 岳
夏休みの後の始業式、僕は朝食を食べると吐くようになっていたので、学校から帰って母と病院に行った。
検査をすることになり、その結果、原因は胃や食道ではなく、脳だとわかった。僕の脳の右側真ん中に影があるせいだった。
その日から、僕は入院や手術や治療とか次から次にバタバタとなっていき、今も治療をしながら長い入院をしている。
病気がわかった日、お母さんは「ごめんねごめんね」と僕の頭を何度も何度もなでた後、病気を見つけてくれた先生に感謝しなくちゃと言った。
見た目がすごく元気な僕の病気を見つけてくれたことは、早く治すためにはかなり重要で大切なことだと言っていた。
だから、どうして朝吐くことが脳だってわかったんだろう?本当にすごいと思った。
僕の左側に力が入ってないことや、目をつぶるとフラフラすることも当てられた。
僕もよくわかってなかったことだった。それは、病気を見つけてくれた先生がたくさんの知識があるからわかったのだと思う。
すごいと思った。
僕の病気は、いろいろな治療の他にいっぱい笑うことが特効薬だとお母さんは言う。
治療に入る前に僕の大好きな芸人さんのライブを見に行き、思いきり笑った。
それからお笑いのDVDを毎日見て笑っているからか、朝吐くことがほとんどなくなった。
今、僕が入院している病院の先生たちも毎日やさしくてニコニコしていて、話を聞いてくれ たり、手をつないだりしてくれる。
すごく安心して、楽しい気持ちになる。
僕が未来のお医者さんに求めるものは、病気をすぐ発見してくれて、治してくれて、安心をくれて、笑い合えるお医者さんがいいと思った。
病院の中に笑い担当のお医者さんがいればいい。
病院の中が笑いでいっぱいになると、みんな元気で明るくなれて病気もどこか消えそうな気がする。
もし、笑い担当係のお医者さんという職業があるなら、僕は病気の人を笑わせるお医者さんになりたい。
 

優秀賞
犬塚 伊吹様(静岡県 小学校3年生)
「未来のお医者さん」
犬塚 伊吹
 おじいさんが病気になって苦しんでいた時、夜に手術をして助けたのは、ぼくのお父さんです。おじいさんは「苦しい時は、だれかに助けてもらいたいと思うものだ、手術をしてもらって、楽になった」と言っていました。
 「長い間、生きてきたけれど病気やケガでくるしい時はお金があっても、宝ものがあっても何のやくにもたたない。お医者さんや看護師さんがそばにいてくれるとホッとする、ありがたい」と言います。
 ぼくはあまり病気やケガはしません、まだ8年しか生きていないのでよくわかりませんがおじいさんのいうことは本当だろうと思いました。
 お父さんは夜もお休みの日もいつも仕事に行きます、あそんでもらったり、いっしょにごはんを食べることも少ないですが、病気の人がこまらないようにそばにいてあげてほしいと思います。ぼくは元気だからさみしくてもがんばります。
 お父さんに仕事のことを聞くと「みんな自分の家族と思ってちりょうする、病気の人とよく話をすることが大切」と言っていました。
 大きくなってぼくがお医者さんになったらどこにいてもいつでも、コンピューターやテレビ電話とかを使って病気の人と話をしたり、ようすを見たりできるようにしたいと思います。病気の人からもいつでも見てもらって、そうだんできると安心できると思います。お医者さんも病院に行く時間がかからないし、子供もお父さんといっしょにあそべてうれしいと思います。

優秀賞
森本 真悠様(京都府 小学校6年生)
「未来のお医者さん」
森本 真悠
私は、将来みんなから
「居なくては困る。」
と、言われるような医師になりたいです。
私に、この職業をやりたいと思わせてくれたきっかけは、看護師をしている母から、
「病院、一度見学してみない?」
と、言われたことです。私は最初、見学してみたいと思ったけれど、仕事の邪魔になると思い、少し警戒しながら行きました。母の知り合いの看護師の人とろうかを通り過ぎようとした時、
「こんにちは。」
と、頭を下げて、通り過ぎていく人たちに言っていたのを見て、あいさつをして上手くコミュニケーションを取っていて、仕事は仲良く協力してやっていくものだと思いました。
次に、母の病凍をのぞきました。その人たちは、どんな人にでも笑顔で、私はその笑顔に、ひかれました。その時私は、
「だから母はいつも家でも笑顔なんだ。」
と、思いました。
私から見て医師や看護師は、かん者さんの良い所を引き出す仕事だと思います。中にはがまんして、痛い所などを隠すかん者さんもいると思うので、そういう人たちに、私がひかれた笑顔で接して上手に関わっていくのだと思います。
そういうことを考えていると、もっと
「この仕事がしたい。」
という気持ちが増していき、将来の私の姿を思い浮かべた時、ダメダメな姿しか想像できないけれど、不器用なのでそういう自分らしさも生かし、そういう風にならないように、今も勉強にはげみ、日々、医者に向けて、夢に向けて、一歩近づいていき、その努力が大人になって報われたらいいし、今の努力が水のあわにならないよう、夢への階段を毎日少しずつのぼっていきます。
 
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